ドルコスト平均法とは、決まった期間に決まった金額を投資する方法で、投資信託(積立投資)などで有効とされている手法です。

今回は、ドルコスト平均法の具体例と、そのデメリットについて解説していきます。

ドルコスト平均法の例

ここでは、投資信託を例として、毎月1万円分の投資信託を買う場合と、毎月10口の投資信託を買う場合で比較してみます。

毎月1万円投資 毎月10口購入
価格 購入口数 購入金額 購入口数 購入金額
1000 10 10000 10 10000
900 11.1 10000 10 9000
1100 9.1 10000 10 11000
800 12.5 10000 10 8000
1000 10 10000 10 10000
1200 8.3 10000 10 12000
1000 10 10000 10 10000
900 11.1 10000 10 9000
1000 10 10000 10 10000
1200 8.3 10000 10 12000
900 11.1 10000 10 9000
1000 10 10000 10 10000
合計 121.5 120000 120 120000

この例では、どちらも12万円投資していますが、毎月10口購入した場合、1口あたり1000円に対して、毎月1万円購入した場合、四捨五入して1口あたり988円で買うことができます。

このように、ドルコスト平均法は、安いときに多く買い、高いときは少なめに買うするということを自動的に行うことができます

ドルコスト平均法のデメリット

当然ですが、どのようなものにもメリットもあればデメリットもあります。

ドルコスト平均法は、相場が上がり下がりを繰り返したり、右肩上がりの場合には有効ですが、相場が右肩下がりの場合、ドルコスト平均法は意味を成しません。(ドルコスト平均法に限らず言えますが…)

ただ、ドルコスト平均法は、自分で買うタイミングを図る必要がなく、また、相場の上がり下がりを気にしなくていいので、精神的にも楽に取り組めます。

ドルコスト平均法で利益が出るとは限らない

ドルコスト平均法で利益を出すには、売却するときに利益が確定していることが前提条件です。

ですので、どのタイミングで買うか、どこに投資するのかといった作業がもっとも大事になります

どれほど経験を積んでいるプロでも、相場の予想は簡単ではありません。

ドルコスト平均法は、あくまでひとつのテクニックであり、テクニックに頼りすぎるのは危険です

とはいっても、ただやみくもに投資するよりも、リスクは減らせることは確かでしょう。