頭では分かっていても、ついつい旅行でな大きな買い物をしたり、ギャンブルで負け分を取り戻そうとして、さらにお金を使ってしまうといった経験は一度はあると思います。

なぜ人はそのような余計な出費をしてしまうのか。

今回はそんなお金の使い方に関する心理について解説します。

 

心理的財布の種類

この心理的財布を提唱した小嶋外弘さんは、心理的財布を次の4つに分類しました。

個人間商品間の心理的財布

これは、人や商品によって、心理的財布は異なるというものです。

例えば、スマホを買う場合、「高くてもスマホはデザインがいいものにしよう!」と考える人もいれば、「スマホは使えれば何でもいいから安いのにしよう!」という風に考える人もいます。

個人間商品内における心理的財布

これは、同じ商品でも、消費者によって心理的財布が異なるというものです。

例えば、アーティストのライブチケットが5000円しても、そのアーティストが好きな人にとっては、価値があるので安く感じますが、関心がない人にとっては価値がないので、5000円は高く感じます。

個人内商品間における心理的財布

この場合は、同じ消費者でも、商品によって、心理的財布が異なるというものです。

好きなアーティストのCDアルバムなら3000円でも、あまり痛手に感じませんが、勉強のために3000円の本を買うのはすこし痛手に感じます。

個人内商品内における心理的財布

これは、同じ人・同じ商品でも、心理的財布が異なるというものです。

例えば旅行する場合、友人と旅行するのと、好きな異性と旅行するのでは、後者の方が、心理的な痛みが軽く感じます。

出費が多いほど心理的財布は拡大する

心理的財布は、家を購入したり、ギャンブルで大損するなど多くのお金を出費する場面ほど拡大する(財布のひもが緩みやすい)傾向があります。

例えばギャンブルだと、「ここで1、2万の負けなんて気にしてられない、元取るまでやってやる!」というような感じで、さらにお金を使ってしまいます。

また、商品を購入する際、現金よりクレジットカードを利用する方が心理的財布が拡大しやすいと言われています。

クレジットカードは、現金と違って商品の代金をいちいち支払う必要がないですし、カードによってはポイントも貯まります。

なので、出費することに心理的な痛みがなく、心理的財布が拡大しやすいと考えられています。

逆に、「給料日までまだ1週間ある、それまでは出費を控えよう」といったような場合は、心理的財布は縮小(財布のひもが締まる)する傾向があります。

心理的財布を縮小させるには?

余計な出費を減らすためには、例えば買い物なら買う物をあらかじめ決めておき、おおよその合計値段を算出する。

そして、その金額だけ持っていくのがベターな方法でしょう。

あらかじめ予算を決めておけば、安くてついつい余分に買うようなことも防げます。

スーパーによりますが、曜日セールのある日にまとめ買いしておくのも有効な方法です。

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