今後の将来に備えてお金を銀行に預金をしている方は多いと思いますが、必ずしも安全なものではなく、リスクもあります。

今回は、銀行預金のリスクについて解説します。

 

銀行預金のリスク

破綻のリスク

リスクは比較的低いですが、絶対にないとは言えません。

有名なところでは、1997年に北海道拓殖銀行、同じ金融機関のくくりで見ると、四大証券の一つであった山一證券が、同じ1997年に破綻しています。

ここ最近では、2010年に日本振興銀行が破綻し、ペイオフが初めて発動されました。

ちなみにペイオフとは、銀行が破綻した際、預金したお金の1000万円までとその利息を保障するシステムのことです。

インフレによるリスク

銀行破綻のリスク以上に懸念すべき点は、インフレによるリスクです。

インフレはほとんどの方がご存知だと思いますが、おさらいすると物価が上昇して通貨価値が下がることです。

例えば、100円で売られていた商品が200円に値上げされたとします。

この場合、200円のお金が100円の商品2つ分の価値だったのに、インフレによって、1つ分の価値になったということです。

仮に、銀行に100万円を預金して、2%のインフレ率だと1年後に約98万円、10年後だと、100万円のお金の価値がおよそ82万円まで下がってしまいます。

このままインフレが進んでいけば、生活費がどんどん増えていき、老後にお金を備えても、すぐに使い果たしてしまいます。

最近では、定年が徐々に引き上げられているので老後の負担も多少は軽くなると思いますが、何かのトラブルで体を動かせなくなってしまうと、収入が止まりますから、リスクは避けられません。

銀行の金利はアテになるか?

銀行によって金利は違いますが、全体的に見てもかなり低く、良くても0.01~0.03%(普通預金)ぐらいです。

しかし、日銀がマイナス金利を導入した影響により、大手の銀行でも金利が0.001%まで引き下げられました。

ですので、預金しても利息はほとんど期待できません。

仮に金利を0.01%として、銀行に100万円を預金したとします。

計算方法は省きますが、これを101万円にするだけでも100年かかってしまいます。

ましてやこれが倍の200万円だと、6932年という途方もない年月を要します。

しかも、銀行では利息の20%が税金として引かれますし、普通預金だと金利が変動したりするので、条件によって変わります。

上の計算結果には、税金などの条件は考慮していないので、実際にはもっと年月がかかります。

タンス貯金はさらに危険

人によっては、銀行に預けずに、家で保管している方もいると思います。

利息は付きませんが、銀行金利の低さを考えればタンス貯金でもあまり大差ありません。

ただ、私はタンス貯金をおすすめしません。

理由は単純で、災害や盗難のリスクが高いからです。

いくら頑丈な金庫にお金を入れていても、災害で家ごと潰れてしまっては意味がありませんし、盗難はお金を分散して隠しておけばある程度リスクは減らせると思いますが、かなり面倒です。

それに、すべて把握するのは難しいでしょう。

どのような対策が必要?

対策としては、ジャパンネット銀行や、楽天銀行などの金利が高い銀行に預けるといったことが真っ先に思い浮かびますが、今やネット銀行さえも0.01%という超低金利です。

ただ、ネット銀行の場合はATMの手数料が無料だったり、わざわざ店舗に行く必要がないのでそこは大きなメリットですね。

ほかに思い浮かぶ策としては投資信託などがありますが、投資信託は売買手数料や信託報酬などのコストがかかってしまうのがネックになります。

ですが、株やFXよりはリスクが低く、数ある投資の中では比較的安全といえます。

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